10代だけど若返りたい⁉︎「アンチエイジング」に熱が入るティーンの心境と、親が取るべき行動&アドバイス
デジタルネイティブなZ世代、そしてプレティーンと呼ばれるアルファ世代は、他のどの世代よりもスキンケアにお金をかけているという驚きのレポートが出ている。プレジュビネーション(Prejuvenation /予防的若返り)と呼ばれるこの新たなトレンドは、肌を健やかに導くものなのか。それとも肌をかえって傷めつけてしまうのもなのか。UK版「エル」が専門家にインタビュー&リサーチ。
「アンチエイジング」に熱が入るティーンたち
もしTikTokのフィードを普段から楽しんでいる人なら、最新のトレンドが口コミで広まる“ボブカット”や“ラテメイク”ではなく、ティーンエイジャーの間で話題になっている“アンチエイジング”に関連するスキンケア習慣であることに気がつくかもしれない。 小売店の従業員たちの個人的な見解によると、Z世代やそれより若いティーンエイジャー、さらには9~12歳のプレティーンまでが、いつまでも若々しく外見を保つためのスキンケアに、数百ポンドものお金を費やしているという。 もちろん、毎日多数のスキンケア関連の動画が共有されているし、オンラインでスキンケア製品を購入するのは決して新しい習慣ではない。 しかし、アンチエイジング効果のあるレチノールや角質除去に使われる酸のような成分については、プレティーンたちが積極的に話すことのないテーマだった。
この上昇トレンドは「プレジュビネーション(Prejuvenation /予防的若返り)」と呼ばれている。言い換えると“目に見えるエイジングの兆候をできるだけ遅らせること”にあたる。 スウェーデンの決済会社「クラーナ」の調査によれば、Z世代(1996年~2010年生まれ)は、今や他のどの世代よりもスキンケアにお金をかけているそうだ。さらに、アルファ世代(2010年~2025年生まれ)も、それに大きく後れを取っているわけではないと言われている。 例えば、カーダシアン家の子供たちが、自分たちのスキンケア習慣をオンラインに投稿したり、ティックトッカーが10にも及ぶステップに渡るルーティンや美容成分リストを公開したりしている。