CREA創刊35周年企画「35Questions」に東方神起が登場!「自分の体で好きなパーツは? 初めて買ったCDは?」『CREA』2025年冬号の撮影秘話も公開
今日のバッグの中身を3つ教えてください
チャンミン じゃあ最後の質問にいってみます。「今日のバッグの中身を3つ教えてください」。僕はまず電子ヒゲ剃り。「ヒゲ剃っていますか?」と、よく聞かれるんですけど、毎日地道に剃っているんですけれどもヒゲが伸びるのがちょっと早いので。あとはリップ。 そして……やっぱりイヤホン。そのぐらいですね。 ユンホ まず1個は一緒です。Bluetoothイヤホンですね。そしてアイディアノートと、最後はやっぱり財布ですよね。いろんなものがその財布の中に入ってます。 チャンミン 皆さんのカバンとあまり変わらないですね。ということでQ&Aをやってみましたが、いかがでしたか?
表紙撮影の裏話も特別に公開します!
撮影の日、外はあいにくの雨模様だった。「2人のいる空間の中に、自分も一緒にいるんじゃないかと錯覚できるような」寛いだ雰囲気の写真にしたいと、編集部が選んだ撮影場所は、都内屈指の高級住宅街にあるハウススタジオ。 1階にあるリビングルームで、フォトグラファーがライトのセッティングを終えた頃、最初にヘアメイクと着替えを終えたユンホさんが現れた。「よろしくお願いします」とあの低音ボイスで挨拶しながらカメラの前に立つ佇まいは、どこから見てもゴージャスかつエレガント。黒目がちな瞳とあくまでさり気ない“微笑み”のオーラに、それまでひんやりしていた場の空気が熱を帯びはじめる。フォトグラファーの切るシャッター音が鳴り響き、写真がモニターに映し出された瞬間、それを見ていたスタッフが思わず「カッコいい!」と声をあげ、ユンホさんの表情も思わずほころぶ。 音楽は流していない室内では、淡々とシャッター音だけが響き渡っていた。大きな動きをするわけでもないのに、そのシャッター音に合わせてユンホさんの瞳や口元が変化する。静かなのに、彼らがいる場所はちゃんと音楽的なのだ。途中、「静かですね」とユンホさんが呟き、ピンと張り詰めていた空気が少し緩んだ。 ユンホさんのソロ撮影が終わると、メイクルームからチャンミンさんが登場。ボアのついたレザージャケットは、胸元の開け具合が難しく、スタイリストさんがベストのシルエットを模索するように、「こうはどうだろう?」と言っては写真を撮り、それをチェックしながら、繊細に角度を調整していく。そんな中で、スタッフから「どれがいいと思う?」と意見を求められたチャンミンさんは、大きな目を見開いて、「皆さんにお任せします」と言った。最高にカッコいいジャケットのシルエットが決まってからは、驚くほどスピーディにソロ撮影は進んだ。フォトグラファーの「OKです」の声を聞いて、メイクルームに戻ろうとする途中で、スタッフとすれ違いざまにグータッチ。 ツーショット撮影になると、2人の呼吸がピッタリ合う。ソロカットのときは無音だったけれど、「ここからは音楽を流そう」ということになり、マネージャーさんが選曲を始めた。最初にスピーカーから流れてきたのは、森高千里さんの「雨」。女性ヴォーカリストのバラードは、撮影の中にちょっとした物語性をもたらし、2人の表情も心なしかしっとりしていった。その次に流れてきたのがプリンスの「Purple Rain」。どうやらマネージャーさんは、「今は雨縛りで」と決めたらしい。こちらもバラードだが、壮大なメロディに合わせ、ところどころチャンミンさんは指と首でリズムを刻んでいた。 ニットに着替えてからは、2階に上がってプライベートルームでリラックスした雰囲気の撮影。1つのイヤホンをシェアしながら、これまでの東方神起の楽曲を一緒に聴く2人。見つめあったり語り合ったりする中で、兄弟に見えるときもあれば、友達同士に見えるときもある。その後のBGMに選ばれたのは、OASISやGREEN DAYなど洋楽のヒットチャートで、二人一緒に音に合わせて軽く揺れるシーンは、まさに「この空間に入ってみたくなる」ひとときだった。 この日のサプライズは、CREA編集長が発掘してきた19年前の東方神起の宣伝資料。曲の入ったカセットテープのケースに、日本デビューに向けてのアピールポイントが書かれた紙が挟まっている。「こんなふうに、宣伝素材を作って配ってくださっていたんですね。僕も初めて見ました」と愛おしそうにカセットを手に取るユンホさんと、「せっかくなので、写真撮っていいですか?」と言って、スマホで撮影を始めるチャンミンさん。 インタビューが始まろうとするとき、CREAが35周年だという話をすると、「35周年ということは、つまり何年に創刊したんですか?」とチャンミンさんが質問した。編集スタッフが「1989年です。ベルリンの壁の崩壊が始まったり、世界中でいろんなことが起こった年です」と答えると、「そんな記念すべき年に生まれた雑誌なんですね」とユンホさんが言って、「大先輩ですね。僕らもまだまだ頑張らないと」と続けた。 インタビューの内容は、『CREA』2025年冬号でお楽しみいただけます。通常版(全8ページ)と特別版(CREA Due 2025冬号 Special edition/全16ページ)では異なるインタビューを掲載していますので、どちらもお見逃しなく! 東方神起(TOHOSHINKI) 2003年結成、05年日本デビュー。1986年生まれのユンホと88年生まれのチャンミンの卓越したパフォーマンスで、アジアのみならず世界的な人気を誇る。現在、アリーナツアーで全国8都市を巡回。東京ドームでの追加公演を2025年4月に開催することも決定した。 衣装クレジット チャンミン レザーブルゾン 552,000円、ニット 110,000円、パンツ 153,000円、シューズ 88,000円、ベルト 40,000円/すべてLEMAIRE(エドストローム オフィス) ソックス/スタイリスト私物 ユンホ コート 234,000円、シャツ 129,000円、パンツ 166,000円、シューズ 146,000円/すべてLEMAIRE(エドストローム オフィス) タンクトップ/スタイリスト私物 チャンミン ニット 94,600円、デニムパンツ 39,600円/ともにA.PRESSE(カバーコード) シャツ 38,500円/HEUGN(イデアス) シューズ(参考商品)/Jalan Sriwijaya(ジー・エム・ティー) 時計(タンク ルイ カルティエ) 2,059,200円/Cartier(カルティエ カスタマー サービスセンター) ソックス/スタイリスト私物 ユンホ ニット 83,600円/A.PRESSE スニーカー 15,400円/adidas(ともにカバーコード) パンツ 48,400円/WEWILL(ウィーウィル) スカーフ 38,500円、ベルト 41,800円/ともにHEUGN(イデアス) 時計(カルティエ プリヴェ「トーチュ」) 4,884,000円/Cartier(カルティエ カスタマー サービスセンター) ソックス/スタイリスト私物 イデアス 電話番号 03-6869-4279 ウィーウィル 電話番号 03-6264-4445 エドストローム オフィス 電話番号 03-6427-5901 カバーコード 電話番号 03-6452-3072 カルティエ カスタマー サービスセンター ジー・エム・ティー 電話番号 03-5453-0033
菊地陽子