大阪桐蔭が練習試合で創志学園に快勝 2年ぶり夏の甲子園へ西谷監督「これ以上負けたくない気持ちが強くなっている」
高校野球・練習試合(29日、大阪・龍間ぐりーんふぃーるど)選抜大会8強の大阪桐蔭が選抜大会に出場した創志学園(岡山)と練習試合を行い、7-1で勝利した。 大阪桐蔭は1点を追う三回、1死二、三塁から畠中健太外野手(2年)の内野ゴロの間に同点とした。五回1死満塁で徳丸快晴外野手(3年)が右前に適時打を放って2-1と勝ち越すと、七回2死二、三塁では徳丸の2点適時打で4-1と点差を広げた。八回にも境の適時打などで3点を奪ってダメ押し。エース平嶋桂知投手(3年)は八回から登板して2回を1安打、1死球、3奪三振でゼロに抑えた。 門馬敬治監督(54)率いる強豪を相手に、7月に控える大阪大会に向けて弾みをつける勝利。2年ぶり夏の甲子園出場を目指す西谷浩一監督(54)は「秋の神宮大会も勝てなかったし、選抜も力不足なところが出た。これ以上負けたくないという気持ちが強くなっている。去年の夏に勝ち抜けなかった。いろんな悔しさを持っている。それをぶつけたい。日本一になりたい。その一念で毎日やっている」と話した。