広島、FA九里の人的補償リスト8日に受け取りへ
広島は6日、広島市内の球団事務所で仕事始めを迎えた。鈴木清明球団本部長(70)は、海外フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスへ移籍した九里亜蓮投手(33)の補償に関わるプロテクトリストを8日に受け取ることを明かした。「8日に届きます。こちらで絞って(現場に)見てもらいます」と話した。 【写真】入団会見で福良淳一GMと写真に納まるオリックス・九里亜蓮 昨年は西川がオリックスへFA移籍し、人的補償として当時19歳右腕の日高を獲得した。2年連続で同じ球団が作成した28人のプロテクトリストの中身を吟味することになる。 九里は昨季年俸1億4000万円(金額は推定)で、人的、金銭補償が必要なBランクとみられる。2018年以来のリーグ優勝を目指す広島の〝強化資金〟として、人的プラス金銭補償(九里の旧年俸40%)か金銭補償(同60%)のどちらを求めるかを検討する。