アルテタ監督、選手たちに“魔法のような瞬間”を求める「勝利への源になる」 カラバオ杯で好調クリスタルパレスと対戦
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、カラバオカップ準々決勝のクリスタルパレス戦に向けた記者会見で「魔法のような瞬間」を選手たちに求めた。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。 【動画】テクニック・シュート・フリーキック…エヴァートン時代のアルテタが見せた“魔法のような瞬間”を振り返る! アーセナルは現地時間12月18日、カラバオカップ準々決勝でクリスタルパレスと対戦する。アーセナルはプレミアリーグ第16節でエヴァートンとスコアレスで引き分けており、対するクリスタルパレスはプレミアリーグ第16節でブライトンに勝利し、直近の公式戦5試合では無敗と好調だ。また、アーセナルは同22日、プレミアリーグ第17節でクリスタルパレスと再び対戦する予定であり、この試合に勝利して弾みをつけたい。 対戦相手のクリスタルパレスについて質問されたアルテタ監督は、こう答えた。 「毎試合、本当にタフだ。クリスタルパレスの最近の結果やアプローチを見ればわかる。試合はいつも難しいものだ。特に、我々は4日間で2回同じチームと対戦する。また別の難しさがある。ただ、我々はそのための準備は整えてきた」 そしてアルテタ監督は、選手が起こす「魔法のような瞬間」が勝利につながる源になると語った。 「魔法のような瞬間というのは、ゴールを決めることだけではない。昨年のマンチェスター・ユナイテッド戦で、ガブリエウがほんの数ミリの差で相手のストライカーをオフサイドにした。あれも魔法のような瞬間だと思う。ただゴールを決めるだけではなく、それができる能力を持った選手がいる」 「3日ごとにそれをやれば、個人の行動でチームを勝利に導く、ワールドクラスの選手になれる。我々は、選手たちがもっと魔法のような瞬間を起こせるように育成している。それが勝利へのもう1つの源になるからだ」 また、「魔法のような瞬間」で試合を決める能力は、選手のメンタルが非常に重要であると説明した。 「その多くは精神的なものだ。それを起こし、もう1度起こせると自分を信じることだ。そして、対戦相手に『魔法のような瞬間を起こす選手が1、2人いる』という恐怖を与えること。選手というのは簡単に予測可能になってしまう。だが、相手が何をするかわかっていても、実際にそれを止めるとなるとまた別の問題だ」
SPOTV NEWS