15連続優出を果たした松村敏に期待/ボートレース大村
ボートレース大村の「スポーツ報知杯」が8日から開催。今節は7日間の長丁場となっている。 前走地の徳山GIで連続優出は途切れた松村敏だが、3月三国から2節前の唐津まで15連続優出は1996年以降では歴代2位タイの大記録。当地は3連続優出中、今期勝率も断トツとなれば主役として期待される。手にした31号機は2連対率こそ22%だが、機歴としては中堅上位。前操者の里岡右貴は初日にFを切ったものの、シリーズを通して出足や行き足が良かった。松村自身も機歴上位の選手がそろった特訓で「周りと変わらないくらいでしたよ。いいエンジンがそろっていたんですか?それなら安心」と手応えを得て、表情が緩んでいた。 初日選抜戦メンバーでは、服部幸男が評判だった。18号機は今節の中でトップ級の好素性機。「前検としてはまずまず。このエンジン、どうなの?」と聞かれたので、オーシャンカップで山口剛が出足節一だったことを伝えると、「えっ、ツヨシの?」と驚いてた。木下翔太と前田聖文も好素性機。特に木下の48号機は前節は別府正幸が評判の足だった。 対照的に大峯豊と田中信一郎は低調機だが、どちらも中間整備でギヤケース交換が入っている。大峯は「特訓は周りと変わらなかった」、田中は「微妙ですね」と慎重な姿勢。これまでの傾向ではギヤケースが換わると良くなることが多いので、動向に注目したい。
マクール