ヨシムラSERT Motulが2024年の世界耐久レースでシリーズチャンピオン! 勝利を支えたアイテムとは
フランス・MOTULおよびMOTUL Japan株式会社が公式サプライヤーを務めるFIM EWC世界耐久選手権ボルドール24時間レースにおいて、ヨシムラ SERT Motulが圧倒的な強さで優勝し、2024年FIM世界耐久選手権のシリーズチャンピオンに輝いた。 【画像】記事内で紹介したアイテムとレースの模様をギャラリーで見る(10枚) ヨシムラ SERT Motulとしては今シーズンの開幕戦ル・マン24時間レースに続く優勝となり、世界タイトルの獲得は2021年に日仏パートナーシップでのチーム結成から2度目。メーカーとしては、スズキが21回目の世界チャンピオンを獲得し、世界耐久選手権で最も勝利数の多いブランドとなった。 Motulは、このチームにオイルはもちろん、チェーンルブやパーツクリーナーなど車体の様々なメインテナンスに用いられたケミカルも提供。あらためてMotulブランドがユーザーのモーターサイクルライフを支える品質であることを証明した。 文/Webikeプラス 編集部、写真/YOSHIMURA SERT Motul
ヨシムラSERT Motulが2024年の世界耐久レースでシリーズチャンピオンを獲得。チームクルーと共にマシンを内から支えるアイテムとは?
フランス・MOTUL(モチュール)および同社製モーターオイルの日本総輸入販売元である、MOTUL Japan株式会社が公式サプライヤーを務めるFIM EWC世界耐久選手権 ボルドール24時間レース(フランス: ポール・リカール・サーキット 2024年9月14~15日開催)において、ヨシムラ SERT Motulが圧倒的な強さで優勝し、2024年FIM世界耐久選手権のシリーズチャンピオンに輝いた。 ヨシムラ SERT Motulとしては今シーズンの開幕戦ル・マン24時間レースに続く優勝となり、世界タイトルの獲得は2021年に日仏パートナーシップでのチーム結成から2度目。メーカーとしては、スズキが21回目の世界チャンピオンを獲得し、世界耐久選手権で最も勝利数の多いブランドとなった。 ヨシムラ SERT Motulは、ル・マン24時間(フランス)で優勝、SPA 8時間(ベルギー)で2位、そして真夏の暑く過酷な鈴鹿の8時間(日本)で3位、トップチームとの差わずか6ポイントで最終戦のボルドールを迎え“このレースですべてが決まる”、という意気込みで挑んだ。予選では3番手であったものの、決勝のル・マン式スタートではホールショット(トップで第一コーナーに駆け込むこと)を決め、ボーナスポイントが加算される8時間、16時間の時点でトップで走りぬきボーナスポイントを獲得。チームの戦略やチームクルーの的確なピット作業、そしてライダーの速く堅実な走りで、中盤に順位の変動はあったものの、最後までトラブルなく、結果2位に7周もの差をつける圧倒的なリードでチェッカーフラッグを受けた。 そして、ヨシムラ SERT Motulは今シーズン全戦で表彰台を獲得する偉業を達成。24時間耐久レースは2度とも優勝という結果となった。1周5.67Kmのボルドールでの周回数は737周、走行距離にすると4,178Kmにもなる。マシントラブルは絶対に避けねばならないレースで、単純計算でも1時間で距離174Kmを24時間走り続けたことになる。 Motulのオイルがその戦いを支え性能を証明したことはもちろんだが、チェーンルブやパーツクリーナーなど車体の様々なメインテナンスに用いられチームクルーの確実な仕事を支えるためのケミカルも、実はMotulの製品が選ばれ、同じレースを闘いぬいている。 モーターオイルからメインテナンス用品まで、ユーザーがサーキット走行でもツーリングでも、モーターサイクルライフを安心して楽しめる最高峰の性能を有していることがMotulの誇りであり、赤いロゴはその品質の証なのだ。 ※Motul(モチュール)は、150年以上の歴史を誇るフランスのオイル・メーカー。自動車用内燃機関の将来の性能向上を予見し、世界に先駆けて自動車用オイルの高性能化に取り組んできた。1966年には世界で初めて自動車用化学合成オイルを発売。1971年には航空機用のエステル技術を利用し、世界で初めての自動車用100%化学合成オイルを発売。技術革新をいち早く製品へフィードバックするMotulの企業姿勢とオイル製品は、世界各地を舞台に活躍しているレーシング・チームから絶大な信頼を得てきた。MotulはFIM EWC世界耐久選手権の公式サプライヤーだ。