Snow Man、INI、群雄割拠の時代に新たな歴史を築く 令和の音楽シーンに刻む圧倒的な存在感
<CD Chart Focus> 参考: https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2024-11-11/ https://www.oricon.co.jp/rank/ja/w/2024-11-11/ 【写真】子どもたちと真剣に学ぶ目黒蓮の横顔 2024年11月11日付(11月5日発表)のオリコン週間シングルランキングでは、INIの7枚目のシングル『THE VIEW』が、初週63.1万枚を売り上げ、初登場1位を獲得した。また一方で、Snow Manの4枚目のアルバム『RAYS』も初週108.1万枚を売り上げ、初登場1位を達成。ともに支持の高さを見せつけた。2020年以降、ボーイズグループが次々とデビューを果たし、今や音楽シーンは群雄割拠の時代。頭角を現していくためには目と耳の肥えたリスナーを熱狂させるだけの確かな実力が欠かせない。その点、両者はともに折り紙付き。今回の結果で、改めて存在感を示したと言えるだろう。 前作『THE FRAME』に続き2作連続、通算では4作目の50万枚超え(※1)となったINI。同時にデビューシングルから7作連続の初週売上30万枚超えもクリア。、男性アーティストとしてはKinKi Kids、KAT-TUN、King & Prince、なにわ男子に続く史上5組目の記録となり、これまでSTARTO ENTERTAINMENT勢のみで保持されてきた記録を打ち破った。本作には新曲が4曲収録されており、リード曲の「WMDA(Where My Drums At)」はタイトル通り力強いドラムビートをフィーチャーしたサウンドが印象的な1曲。躍動感あふれるラップパートと〈Where my drums at?〉と高らかに歌い上げる主題との緩急が、楽曲全体のシリアスでクールなムードに拍車をかけている。計算され尽くしたブレイクポイントの入れ方、楽曲のアクセントになっている煽りパート、そして後半に向かうにつれて厚みを増す音作りと、すべてにおいてギミックが効いており、パフォーマンスの完成度の高さと相まって聴き応えも十分だ。 また、同時収録の「ONE NIGHT」は、ダンスミュージックとEDMを融合させたグルーヴィーでセクシーな1曲。「HI-DE-HO」は弾けるようなポジティブなテイストで聴かせ、「Drip Drop」ではキラキラとしたやや懐かしい風合いのサウンドが胸を躍らせる。本作には「当たり前のような毎日に僕たちが革命を起こす」というメッセージが込められているということだが、4通りの異なるアプローチは、ファンはもとより音楽シーンにも大きなインパクトを刻むこととなった。