鹿児島市で4人がはねられ死傷した事故、運転の84歳女性「アクセルとブレーキを踏み間違えた」
鹿児島市下荒田の県道交差点で11日、男女4人が乗用車にはねられて死傷した事故で、鹿児島県警鹿児島中央署は12日、運転していた近くのクリーニング店経営の女性(84)が同署に対し、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と説明していることを明らかにした。同署は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑を視野に事故原因を調べている。 【写真】歩道に乗り上げ、前部が大破した車(11日午後6時16分、鹿児島市で)
発表によると、事故は11日午後6時頃に発生。女性の車が交差点を右折した際、横断歩道で女性2人(22歳と48歳)をはねた。その後、歩道に乗りあげて同県姶良市の会社員(37)と妻(32)をはねて停止したとみられる。会社員は頭を強く打つなどして死亡し、48歳の女性も意識不明の重体。
同署は12日、重体の女性がはねられた場所について、歩道から横断歩道に訂正した。現場付近を走行していた別の車のドライブレコーダーの映像などから特定したという。