【京都金杯・生情報】堅実ドゥアイズは冬場が特に好成績 賞金加算のミッションを新コンビ武豊に託す
[GⅢ京都金杯=2025年1月5日(日曜)中京競馬場、芝1600メートル(4歳上)] 武豊騎手との新コンビで重賞制覇に挑むドゥアイズ(牝5・庄野)。間隔が詰まり、かつ年末年始の変則日程を挟んだが「変わりなく、いい状態をキープしています。年々体も成長してきていますよ」と庄野調教師は目を細める。 体調に変動の少ないタイプと陣営が認めるように時期を問わず安定して走れているが、冬場は特に成績がいい。12月~2月の成績をたどると、GⅠ阪神JF3着、GⅢクイーンC2着、リゲルS(L)2着、洛陽S(L)1着、GⅢターコイズS3着と好走が続く。 年が明けて5歳を迎えた。近4走はGⅠを含めて5、4、4、3着とあと一歩の結果続きで、春の大舞台出走が心もとない。それだけに「賞金を加算したい」は偽らざる本音だ。「切れるというよりジワッと…というタイプですが、左回りは問題ありません」と同師。堅実派からの脱却は、名手の手綱に託された。
東スポ競馬編集部