「あと3回くらいほしかった」 文学大河に込めた思い 脚本の大石静が語る「光る君へ」
平安時代については歴史や古典を通じて学生時代に学ぶが、映像化の影響は大きいと感じている。「最初の勉強は文字ですが、美術部が建てたセットの中で動く人々を見ると平安時代が立体的になる。お子さんから大人まで教養を深めていただけたんじゃないかと思います。楽しみながら、知らないことを知るという喜びもこの大河にはあったのではないかと思います」
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■大石静
おおいし・しずか 東京都出身。多数のテレビドラマ脚本を執筆。主な作品に、連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」のほか、「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系)、「知らなくていいコト」(日本テレビ系)。大河ドラマは「功名が辻」に続き2度目。