アンチェロッティ「お気に入りのタイトル」は?レアル・マドリー史上最多15個目のタイトル獲得!
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、同クラブ史上“最も成功した指揮官”となった。 アンチェロッティは何位?21世紀最高の監督ベスト25 今年20年ぶりに復活したインターコンチネンタルカップに欧州王者として出場したレアル・マドリー。そして18日に行われた決勝戦で、北中米カリブ海王者パチューカと対戦した。試合序盤にはピンチを迎えたものの、37分にキリアン・エンバペのゴールで先制に成功。さらに53分にはロドリゴ、84分にヴィニシウス・ジュニオールがダメ押し弾を沈め、3-0の快勝でタイトルを獲得している。 UEFAスーパーカップに続き今季2つ目のトロフィーを掲げたレアル・マドリー。そしてアンチェロッティ監督にとっては、これが同クラブで15個目のタイトルに。これは1948年~1958年まで指揮官を務めた故ミゲル・ムニョス氏の記録を上回り、同クラブを率いた指揮官の中で史上最多記録となった。2013年~2015年、そして2021年~現在と2度の指揮で“最も成功した指揮官”になっている。 そんな65歳の名将だが、優勝後の会見では「レアル・マドリーで最もお気に入りのタイトルは?」と問われると、以下のように答えている。 「選ぶのは難しいよ。だが、ラ・デシマ(10度目のチャンピオンズリーグ制覇)は私にとってもレアル・マドリーにとっても特別だったね。そして、パリでのチャンピオンズリーグ優勝もそうだ。選ぶとしたらこの2つになる」 レアル・マドリーは、2013-14シーズンの決勝戦でアトレティコ・マドリーを延長戦の末に4-1で撃破し、クラブ史上10度目のビッグイヤーを獲得。そして2012-22シーズンでは、スタッド・ド・フランスでリヴァプールを1-0と下して14回目の欧州制覇を達成している。偉大な名将にとって、この2つのタイトルは特別なものになっているようだ。