但馬ミツロが12月に再起戦 相手は元世界ランカー「しっかり対策して臨む」
ボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.3」(12月21日、ツインメッセ静岡)の追加カードが27日、大阪市内で行われた会見で発表された。 日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(亀田)が元世界ランカーのロスメン・ブリトー(ベネズエラ)とヘビー級8回戦に臨む。但馬は3月に行われたブリッシャー級8回戦でアレクサンドル・ジュル(ルーマニア)にダウンを奪われ、プロ初黒星を喫している。 再起戦に向け但馬は「前回の敗戦からはいろいろなことを学んだ。1ラウンドは自分のペースでできたが、2ラウンドにダウンを奪われ、試合展開が一発で変わってしまった。改めて重量級の一発は本当に危険だと知った」と反省。今回対戦するブリトーについて「身長が高い相手だが、今後も自分より身長が高い選手との対戦が続くと思うので、しっかり対策をして試合に臨む」と力強く語った。 試合に向け但馬は亀田興毅ファウンダーの紹介で、新たに兵庫・夙川にある『BLITZジム』でフィジカルのパーソナルトレーニングを開始した。「初めてマンツーマンのトレーニングでハードな練習に取り組めている。並行して行っているスタミナ面のトレーニングでも追い込めているので、フィジカル全体でレベルアップしている」と、肉体改造の成果を実感している。 亀田ファウンダーは「9か月ぶりの復帰戦で強豪を迎えることになるが、但馬ミツロが前回の敗戦からどのくらい変わることができているか、リングの上で皆さまに見ていただければ。ミツロのポテンシャルは相当高いことは分かっている。あとはそのポテンシャルを発揮できるか、発揮できるような練習をして、試合で出すだけ。この試合から世界を目指して再スタートします」と但馬に大きな期待を寄せた。
東スポWEB