1日中暑いので、来年は「7月から9月」にかけてクーラーを「点けっぱなし」にしようと思います。一体どれだけの「電気代」が発生するでしょうか?
クーラーの節約方法
物価の上昇による家計への影響から、クーラーの電気代はできるだけ節約したいと考える方も多いでしょう。しかし、節約を重視し過ぎてクーラーを使わないでいると、室内でも熱中症になってしまいます。特に暑さが厳しい昨今では、適切にクーラーを使うことも大切でしょう。 つまり、クーラーを使わない節約方法ではなく、使いながら節約することが重要です。クーラーの節約方法は以下の通りです。 ・サーキュレーターを併用し、室内の冷気を循環させる ・設定温度や風量を適宜見直す ・効率を下げないよう、フィルターをこまめに掃除する ・室外機に直射日光があたらないようにする ・窓に断熱対策を施す ・省エネタイプのエアコンに買い替える ・電力会社や料金プランを見直す 室外機には、室内の暑い空気を屋外に逃がすという役割があります。その際に室外機が直射日光などで熱くなっていると、上手く排熱できなくなります。余計な電力を消費しかねないため、吹き出し口を塞がないように日陰を作ると良いでしょう。 初期費用はかかりますが、古いエアコンを使っている場合は省エネタイプの新しいエアコンに買い替えることで電気代を節約できる可能性があります。エアコンは長く使うため、長期的に見ればお得になるケースも少なくありません。
3ヶ月分の電気代は約3万5000円
実際は商品ごとの消費電力によりますが、クーラーの消費電力を500Wと仮定し、7月から9月にクーラーをつけっぱなしにした場合の電気代は3万4224円でした。 ただし、この算出結果はクーラーが一定の消費電力で稼働し続けた場合のものです。クーラーの消費電力は室内環境などによって常に変化するため、実際にかかる電気代は算出結果よりも少なくなる可能性があります。 電気代を節約するにはクーラーを使わないことが最も効果的ですが、昨今の気温や体調面を考慮すると不可能に近いといえます。節約を考えるなら、クーラーを使いながらできる方法を模索する方が良いでしょう。 出典 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部