「お年玉」で家計管理スキルを学ぶ! お正月こそできる子どもの金銭教育
④3か月後に振り返り
3か月後、自由に使えるお金について、買ったものを今も大事に使えているかの自己チェックをする振り返り会議を開催します。もし大切に使えていたら自分にとっていい買い物だったといえますし、使えていなかったとしたら、無駄遣いだったかもと自分で気付くことができます。 これは3か月経ったからこそ、自分の買い物行動を客観視し、気付ける振り返りです。無駄だったと感じることで、無駄になるものを買う際のブレーキになってくれることを期待しています。
家族でより豊かなお金の使い方を考えるお正月に
子どものお金にまつわる習慣は、家庭の会話の中で育まれていきます。親が「無駄遣いしないよ」とだけいうと、お金を使うことが悪いことだと子どもは感じてしまいます。 使うことと守ることをメリハリつけてバランスよくやりくりし、自分が幸せ感じられる使い方は何かを考えることが、お金を大切に使うことに繋がるのではないでしょうか。 親は先回りせず見守り、子どもにはたくさんチャレンジして失敗させて、学ぶサポートをしてあげてください。
北村 由紀(ファイナンシャルプランナー/ウェルビーイングマネーコーチ®︎)