ソウル大教授ら525人 尹大統領の辞任求め「時局宣言」
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の母校であるソウル大の教授と研究者525人は28日、同大で記者会見を開き、「民主主義を拒否する大統領を拒否する」と題した「時局宣言文」を発表した。 教授らは「尹大統領の就任後、われわれの社会の普遍的常識では理解できないことがあまりに多かった」とし、ソウル・梨泰院で発生した雑踏事故や政府が打ち出した医学部の定員増に端を発する医療の混乱、国家研究開発予算の削減、税収減と経済成長率の下落などを挙げた。 また、「政府の度重なる失政と失策による混乱の根本には大統領と夫人による権力の私物化と恣意(しい)的な乱用がある」とし、韓国社会の将来のために尹大統領は辞任すべきだと主張した。 尹政権に対する深刻な懸念を示すこのような宣言の発表は、先月28日の嘉泉大を皮切りに韓国外国語大、漢陽大、淑明女子大、国民大、慶煕大、高麗大、延世大、東国大、梨花女子大などで続いている。
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