女子マラソン前田「誇り持って」 2度目の五輪へ決意
女子マラソンで五輪2大会連続代表の前田穂南が2日、岡山市内で練習を公開して記者会見し、パリ大会に向けて「世界でまたしっかり勝負できるという誇りを持ち、自分の最大限のパフォーマンスを発揮できるように頑張りたい」と決意を語った。 新型コロナ禍で1年延期となった東京五輪は調整に苦しみ、33位に終わった。当時の経験も糧に成長し、今年1月には19年ぶりの日本新記録(2時間18分59秒)を樹立。約2カ月後の本番へ「まずは元気な状態でスタートラインに立ちたい」と調整に努める。今後は米国の高地で合宿する予定。「上り下りの練習をしっかり取り入れて強化する」と、起伏の激しいパリのコースをにらんだ。