特急やくも新型車両「273系」の絵本、米子駅などで販売…「国鉄色」など歴代も次々登場
JR西日本の特急「やくも」の新型車両「273系」を題材にした絵本「やくも号とふしぎなたび」(今井出版)が刊行された。米子駅の「おみやげ楽市」などで販売している。
岡山駅から家族でやくもに乗り、出雲市駅に向かうまでの男の子の物語。 トンネルを抜けると紅葉の美しい石霞渓(日南町)を走る「国鉄色」、岸本駅(伯耆町)周辺のヒマワリに囲まれた「紫やくも」など、歴代のやくもが次々登場する。
宍道湖を過ぎて霧に包まれると新型やくもに戻り、出雲市駅に到着する。米子市のカタオカダイさんが絵を手がけ、ウエノトモミさんが文を添えた。
発売したジェイアール西日本商事山陰支店(米子市)の山田勲支店長は「半世紀の歴史あるやくもを絵本で知ったり、その時代を振り返ったりするきっかけになれば」と話す。 税込み1980円。同社オンラインショップなどでも扱っている。