大泉洋の「室町無頼」IMAX上映決定。東映制作映画初
実在の人物・蓮田兵衛が企てた知られざる戦国前夜の戦いを描く、アクション時代劇「室町無頼」のIMAX上映が決定した。全国公開日は2025年1月17日だが、IMAXは1月10日からの先行公開となる。東映制作映画としては、初のIMAX上映作になるという。 映画「室町無頼」は、日本史上初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にたった一度だけ登場する人物・蓮田兵衛と、彼の元に結集した“アウトロー=無頼”たちの知られざる闘いをドラマチックに描いた作品。 原作は、昨年「極楽征夷大将軍」で直木賞を受賞した垣根涼介による同名小説(新潮文庫刊)。監督・脚本は「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」などで知られる入江悠。出演は、大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、柄本明、北村一輝、堤真一ほか。 ■ あらすじ 1461年、応仁の乱前夜の京(みやこ)。大飢饉と疫病がこの国を襲った。 賀茂川ベリにはたった二カ月で八万を超える死体が積まれ、人身売買、奴隷労働が横行する。しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごすばかり。貨幣経済が進み、富める者はより一層富み、かつてない格差社会となっていた。 蓮田兵衛は、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人。各地を放浪する彼の眼差しは、ひとり遠く、暗黒時代の夜明けを見つめていた。 一方、才蔵はすさまじい武術の才能を秘めた若者。天涯孤独で餓死寸前を生き延びたが、絶望の中にいた。しかし、兵衛に見出され、鍛えられ、才蔵は兵法者としての道を歩み始める。才蔵の武器となるのは、“六尺棒”。地獄の修行を終えた時、超人的な棒術を身につけた才蔵の前に敵は無い――。 時は来た――。才蔵だけでなく、抜刀術の達人、槍使い、金棒の怪力男、洋弓の朝鮮娘ら、個性たっぷりのアウトローたちを束ねる兵衛。ついに巨大な権力に向けて、京の市中を舞台に空前絶後の都市暴動を仕掛ける。 行く手を阻むのは、洛中警護役を担う骨皮道賢。兵衛と道賢はかつて志を同じくした悪友ながら、道を違えた間柄。かつては道賢、いまは兵衛の想い人である高級遊女の芳王子が二人の突き進む運命を静かに見届ける中、“髑髏の刀”を手に一党を動かす道賢に立ち向かい、兵衛は命を賭けた戦いに挑む。 この世の地獄をぶち壊せ!京を覆う紅蓮の炎の中から明日をつかめ!!
AV Watch,阿部邦弘