【会見全文】日本代表に原口、丹羽、谷口ら25人選出 ハリルホジッチ監督
質疑応答(5)
司会:はい。では最後の質問にさせていただきます。ご質問ございますでしょうか。よろしいでしょうか。では、一番前の方。 質問:『エル・ゴラッソ』のカワチと申します。今回、海外でプレーしいてる選手の中では、新しい選手は原口選手だったと。ただ3週間、情報を収集していた中で、いろんな可能性のある選手もハリルホジッチ監督なりに見いだしていたと思うんですけれども、このあと東アジアカップで主に国内組が中心になるとは思うんですけれども、そういうバランスの中で、今後その海外の選手をどういうふうに起用していきたいと思っているかと、それからその東アジアカップとの今回の予選のバランスっていうのをセットでどういうふうに考えて今回の招集メンバーを選んだかを教えてください。 ハリルホジッチ:今回このリストを作りましたけれども、先ほど見せましたね。何をしてきたかというのを見せました。私の、日本人プレーヤーに関する知識は一番最初よりも全然違います。全員を知っているわけではありません。ただ、いろんなことを学び、いろんなことの情報を得ました。そしてパフォーマンスを今度判断しなければいけないですね。海外組と国内組と分けるのはあんまり好きじゃないんですけれども、SAMURAI BLUEがいて、SAMURAI BLUEが海外でプレーしている人がいると。違いは作りたくないと思います。 例えば、日本プレーしている人がチャンスがないという状態は作りたくないです。例えば海外で、やっているからといって、自動的に日本代表に入るということもやりたくないです。例えば、乾なんかも海外にずっといますけども、私たちは追跡しましたけれども、彼のことも考えています。でも今回は原口、武藤とか宇佐美とかを採っていますね。なぜかというとパフォーマンスの差です。たくさん試合も出ています。このポジションでは本当に定期的に、継続的に試合に出てもらわないといけない。 とはいっても川島はプレーしていないですね。ただ、今回は彼に、どんな状態かっていうのを見てみたい。高徳もプレーしていないですね。そして国内組のサイドバックを見たんですけれども、追跡していたんですけれども、高徳よりもパフォーマンスがいい選手を今は見つけていないだけですね。ただ、もし明日、高徳よりもいい選手を見つければ、すぐ呼びます。 そして日本代表は誰にも保証されていないと。全員が戦わなければいけない。つまり、そういうことも含めてミニ合宿を国内組だけでやりたい。競争心を海外でやっている人たちにも見せてあげたい。海外組の選手は90%ぐらい、日本代表に入ってくるかもしれませんけども、ただ今、バランスを取ろうとしています。ただ、海外だから、国内だからということではないです。この試合ではどのようなタイプが必要かということも考えます。誰にも特別な権利は与えません。もう1回言いますけども。いいパフォーマンスだったら採ると。そして競争心を植え付けたい。それを今、作っている最中です。 司会:はい。では以上です。質疑応答を終わりたいと思います。それでは最後に技術委員長の霜田より皆さまにあいさつを申し上げます。あ、ごめんなさい。