眞子さん小室圭さんの「ドヤ顔」、佳子さま「2990円の服」、愛子さま「20時まで勤務」…2024年皇室の「平穏と不穏」
年の瀬の12月に入って、悠仁さまの筑波大学の推薦入試に合格という吉報が届いた2024年の皇室。他の皇族の方々にとってはどんな1年だったのか。皇室ウオッチャーでイラストレーターの辛酸なめ子さんが印象に残った出来事を絵と文でつづる――。 【写真】秋篠宮ご一家 2024年も皇室の方々がさまざまなシーンでご活躍されていました。印象的なできごとを畏れ多くも挙げさせていただきます。 ■愛子さまがご就職 4月に嘱託職員として日本赤十字社本社にご就職されたのは愛子さまでした。「愛子内親王殿下の日本赤十字社ご就職に際しての宮内記者会質問とご回答」には、「ボランティア活動を始め、福祉活動全般に徐々に興味を抱くようになりました」と、モチベーションについて書かれています。 「社会に直接的に貢献できる日赤の活動に魅力を感じられた」という使命感が素晴らしく、中1の時に自ら書かれた短編小説「看護師の愛子」(忙しく働く看護師の女性が主人公の物語)に、すでに人の役に立ちたいというホスピタリティの精神の持ち主であることの片りんを見せていました。 同社では、「青少年・ボランティア課」に配属されました。入社3日目から20時まで働かれていたそうで、まじめなお人柄がうかがわれます。雅子さまが名誉総裁の「全国赤十字大会」では裏方として出席者の誘導係をつとめられました。愛子さまに誘導していただいたら、そのあとの人生も良い方向に導かれそうです。 24年4月に始まった宮内庁のインスタグラムでは、そんな愛子さまの自然体の魅力が感じられるお写真も拝見することができます。愛子さま人気が過熱しすぎないようにか、最近写真の投稿が抑えめに感じられるのは気のせいでしょうか……。 ■佳子さまがギリシャご訪問 一方、日本とギリシャの外交関係樹立125周年でもある2024年の5月にギリシャを公式訪問された佳子さま。ギリシャの要人とも華麗に外交されていました。ギリシャカラーのブルーの服を着用され、「エフカリスト・ポリ」とギリシャ語で感謝の意を表明し、ギリシャ料理研究家の女性から「お好きなギリシャ料理は何ですか?」と聞かれると「全部好きです」と答えられ、コミュ力の高さを見せられました。 また、一日5件のスケジュールをこなされたり、着物に着替えてスピーチされたり、ダンスで鍛えられた体力も素晴らしいです。近い将来、皇族の立場を離れることを念頭に置かれているのか、最近公務にも積極的に励まれている佳子さま。この姿を記憶にとどめておきたいです。 ファッションリーダーとしても話題で、ギリシャで着用された2990円という安さのブルーのトップスは注文殺到。国内ブランド「Pierrot(ピエロ)」の商品ではないかと話題になりました。同じくファッションセンスが注目されているギリシャのマリア=オリンピア王女と交流していただきたかったです。ヨーロッバのおしゃれロイヤルと比べてもひけをとらない存在感で、日本の皇室を世界にアピールするポテンシャルをお持ちです。