先制点演出の長谷川唯。(C)Getty Images

【UEFA女子チャンピオンズリーグ】ハンバルビー 1－2 マンチェスター・シティ（日本時間11月22日/テレツー・アリーナ） 【映像】長谷川唯、華麗ターン→絶品パスの瞬間 　マンチェスター・シティ女子に所属するなでしこジャパンのMF長谷川唯が、圧巻のターンと絶妙なスルーパスからゴールを演出。海外のファンたちも歓喜した。 　マンチェスター・シティは日本時間11月22日、UEFA女子チャンピオンズリーグのグループD第4節で、ハンマルビーと敵地で対戦。長谷川が光るプレーを見せたのは、ゴールレスで迎えた31分だった。 　長谷川のプレスからインターセプトを成功させたマンチェスター・シティがカウンターを発動。長谷川は斜めのランニングから相手のギャップに入り、FWメアリー・ファウラーからのパスを引き出した。すると右足でトラップしながら華麗なターンで一気に前を向き、左足で放ったスルーパスがFWカディジャ・ショーの足下にぴたりと届く。 　最後は、ショーがボックス内に侵入しながらマーク2人を剥がして右足を一閃。小さく弧を描いたボールは敵に当たっディフレクションし、ゴールネットを揺らした。 　このシーンには海外のファンも反応。「バニー（ショーの愛称）が素晴らしいゴールを決めた！」「彼女を妨げるものは誰もいなかった」「とても素晴らしいゴール！最高だ！」とショーを称賛。また公式記録でアシストこそ付かなかったが、長谷川のプレーについても「今のシティはユイが指揮を執っている」「これはユイのアシストだ」「困難な状況だったが、ユイに導かれ、バニーが素晴らしいコントロールショットを決めた」「パスだけでなくバランサーとしてチームの欠かせない存在だ」など称賛の声が多く見られた。 　試合は後半にマンチェスター・シティが同点とされるも、52分にショーがこの日2点目となるゴラッソミドルを叩き込み、2ー1で勝利して女子CL4連勝を飾った。なおイギリス・メディア『BBC』はフル出場の長谷川にチーム4番目となる『7.75』、同じくフル出場の藤野あおばには『6.46』をつけている。ベンチ入りしたGK山下杏也加は出番がなかった。 （ABEMA de DAZN/UEFA女子チャンピオンズリーグ）