RENAに一本勝ち、伊澤星花に一本負け、今回3度目のRIZINでの試合となるロペス

　2024年2月24日(土)佐賀・SAGAアリーナ『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』に出場する全選手の個別インタビューが22日（木）福岡市内にて行われた。 【写真】大島とは練習仲間でもあるRENAを破った試合の印象が強いロペス 　第6試合のRIZIN女子スーパーアトム級（49.0kg）5分3Rで大島沙緒里（AACC）と対戦するクレア・ロペス（フランス/Great Britain Top Team）が出席、インタビューに答えた。 ■最初の1分で距離を調整したい ――現在の心境は？ 「いい気分で試合に臨めます。前回の試合からだいぶ時間も経ったし、精神的にも落ち着いているし、自信を持って試合に臨めます」 ――相手が変更になったのは？ 「特に問題ないです。浜崎選手も似たようなスタイルで強味が一緒なので練習・作戦は変えていません。それより試合がなくなる方が嫌なので、RIZINが相手を探してくれて決めてくれたことが何より喜びですね。沙緒里との試合はいいマッチアップだと思うし、DEEP王者なのでやり甲斐があると思っています」 ――ファイトスタイルの印象は？ 「彼女の試合をたくさん見たわけではないけれど、レスリングが強い選手、アグレッシブに攻める選手。ただ攻め過ぎる部分があるのでそこを賢く戦って隙を見つけたい。出来れば1Rか2RでKO出来ればと思います。彼女の技術はリスペクトしているし、グラップリングが強いのは分かっています。レベルの高い選手ということも。私と同じレベルだと思うけれど私が勝てると思っています」 ――RIZINは3回目となるがもう慣れた？ 「最初全てが初めてで全てが驚きでした。2度目はタイトルマッチで、しかも大きな会場だったのでプレッシャーを感じていましたが、今回は3度目でRIZINがどういう雰囲気でどういうイベントでどういうファイトウィークをやるのか分かっているので、余裕をもってプレッシャーもそんなにかかっていなく今まで以上に試合を楽しめると思います。特別なプレッシャーを持ってファイトウィークを過ごすのは大変なので、今回は楽しんで試合が出来るのではないかと思っています」 ――身長差・リーチ差が約20cm違う。そういうスパーリングパートナーは探せたか。テイクダウンはしづらいのでは？ 「相手の変更が分かったのはファイトキャンプの終盤だったので、特別に準備したことはないです。私はジムの中で一番体格が小さいので、自分よりも小さい人との経験はありません。ただ、やれることは決まっているし、自分の距離の使い方やジャブの使い方は分かっているのでそこは問題にはならないですね」 ――勝負の決め手は何になりそう？ 「沙緒里は距離を詰めて、自分の得意な柔道の形になりたいのは分かってます。それに対して私は距離をとっての打撃、ジャブとかボクシングで勝負したいと思っています。レスリング、柔道など組みの強い選手ですが、私もレスリングをやっているし、グラップリングもやっているので戦いの選択肢はたくさんあります。プランとしては最初の1分くらいで距離を調整したい。映像で相手の試合はもちろん見ましだが、相手も常に向上してスキルも上がっているので、動画で全ては分からないので最初の1分で判断して、どう戦うかを考えればいい。私にも選択肢はたくさんあります」 ――福岡では西浦“ウィッキー”聡生選手のジムで練習していたようだが？ 「前回の試合の経験を経て、試合の時に疲労が溜まっていて前日眠れなかったことがあったんです。今回は対策をして10日前に来日して練習したいと前から思っていたんですが、福岡に知り合いはいないし、ジムを探してもなかなか分からなくて。それでジョニー・ケースに連絡して助けてもらいました。ケースの友人が福岡にいるとのことで、ケースを経由してウィッキーを紹介してもらいました。10日前に初めて会ったのに良くしてもらって、毎日練習してミットを持ってもらって、身体のケアもやってもらっていい環境で練習をさせてもらいました、食べ物も面倒を見てもらったのでストレスなくやれています。日本に来てもいい練習環境でこれたのでコンディションはいいです」