パーソナルトレーナーの契約形態や力量はさまざま ユーザーの見極める目も重要になる【春の筋活超入門】
初心者のトレーニングへの疑問を解決する本企画。今回は理解しているようでじつは知らないパーソナルトレーナーの仕事内容について大長武史トレーナーに聞いてみました。 【動画】大長トレーナーのパーソナルトレーニング指導
パーソナルトレーナーって、どんな仕事?
パーソナルトレーナーの大きな特徴は、指導専門ということです。 一般的にパーソナルトレーナーと言った場合、メインはジムエリアでの筋力トレーニング指導を行なう場合が多いと思います。ただ、有酸素運動、各種スポーツ、ヨガ、ストレッチ……など、さまざまなジャンルのパーソナルトレーナーが存在しているので、自分の目的に合ったトレーナーを選ぶといいでしょう。 ここでは筋力トレーニング系のトレーナーについて話を進めていきます。 ジムのスタッフとして指導しているトレーナーは、指導だけでなくジムの清掃も機材のメンテナンスも受付もします。一方、パーソナルトレーナーは指導だけでお金をいただいています(個人ジムはまた別ですが)。そこは大きな差かと思います。 スタッフトレーナーは、所属するジムの方針に沿って指導をするので、基本的には誰に頼んでも同じ内容の指導になります。しかし、独立したパーソナルトレーナーはオリジナルの指導が可能です。しっかり勉強しているトレーナーと出会えれば、最先端かつハイレベルな指導を受けることもできるでしょう。
資格なしでもトレーナーになれる?
パーソナルトレーナーの契約形態はさまざまですが、たとえばゴールドジムでは私のようにフリーランスとして年間契約をしているトレーナーもいれば、スタッフとしてジムで勤務しつつパーソナル指導をしているトレーナーもいます。 私が契約しているゴールドジムでは「5店舗契約」や「全店舗契約」などがあり、5店舗契約ならその5店舗を自由に行き来できます。私は大森店(ゴールドジムサウス東京ANNEX)のみの1店舗契約で活動させていただいております。 フリーランスの場合、いくつかのジムと契約しているトレーナーもいると思います。通常、年間登録料や指導1件あたりの料金などをジムに納めるケースが多いと思います。ちなみにゴールドジムは年間登録料のみとなっています。 パーソナル指導をするにもトレーナー資格がマストなジムもあれば、中にはそうではないジムもあると聞きます。トレーニングの目的を明確にして、自らトレーナーを見極める力も必要とされる時代だと思います。