中国で高まるシリコンフォトニクスへの期待
変調器の材料としては勢いを失っているシリコン
Gupta氏は、「シリコンは、変調器などの材料としては勢いを失っており、薄膜ニオブ酸リチウムやチタン酸バリウムなどの他の材料が登場すると予想される。また、レーザー用もしくは半導体光増幅器としてシリコンフォトニクスダイにリン化インジウムを加える必要性が出てくることも考えられる。非シリコンベースのこれらの異種材料を使用するとなれば、シリコンフォトニクス固有の設備に刷新する必要が生じる。シリコンフォトニクスのためにシリコンを異なる材料に異種接合するとなれば、特定のツールが必要になるだろう。それをファブ内で行うか、ポストファブで行うかは、技術によって異なる。現時点では、シリコンフォトニクスのファブ内でのツールの使用がかなり多い」と述べている。 組み立ておよびテスト企業は、サプライチェーンのボトルネックの一つである。 Gupta氏は、「OSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)企業は、フォトニクスが著しく成長している市場であり、同市場に参入する必要があることを認識している」と述べている。 ※米国EE Timesの記事を翻訳、編集しました。
EE Times Japan