「AZMと天咲にも急がせるつもりはなかった」スターライト・キッドが明かす“新ユニットNEO GENESIS結成”への思い《特別グラビア》
特に気にしていたのは、AZMの思い
時間をかけて作っていったほうが気持ちも入るんですよとキッドは言う。ユニットを正式に結成する前から試合で組んできたから、手応えも充分にあった。それに何より「時間をかけてでも、この5人でユニットを組みたかった」。 新ユニット結成を決意するまで時間がかかったのは、QQと大江戸隊の抗争を見守っていたからでもあった。キッドが特に気にしていたのはAZMだ。 AZMのことはデビュー当時からずっと意識してきた。AZMに勝つために身につけた新技にはエターナル・フォー(永遠の敵)という名前をつけている。 「QQの中でのAZMは、自分の意見を抑えてきたところがあると思う。悪い意味で頑張ってるというか、プロレスを楽しめてるのかなって」 そんなAZMと、6月15日の多団体オールスター戦『ALL TOGETHER』でシングルマッチを行った。 「スターダム内での対戦よりもワンランク上のステージで試合ができたのが嬉しかったし、試合後のAZMが“キッドと試合できて楽しかった”と言ってたんですよ。そこにいろいろ感じるものがあって、QQがどうなるか見届けようと」
「私たちが組むのが一番いい」動いたキッド
結果、QQは大江戸隊に敗れAZMはユニット脱退。そうなった瞬間にキッドは動いた。 「同じ大会で、私は(星来)芽依ちゃんとシングル。これは私たちが組むのが一番いいなって。芽依ちゃんと(鈴季)すずがタッグを組んでいて、AZMと光由もタッグ。この2チームを崩さないまま、そこに私が入ったら最強だと思ったんです」 実際にチームを組んでみると、すぐにAZMが「楽しい」と言ってくれた。 「合計3回“楽しい”って言ってくれたのかな。それは凄く大きなことでしたね。私自身、去年はケガもあったしダメダメだった。今年4月には大江戸隊を追放されて。でもそこで、支えてくれる人がいた。無所属としていろんな選手と組むことで、プロレスがまた楽しくなっていったんですよ。だからAZMにもプロレスを楽しんでほしいし、AZMが“楽しい”と言ってくれるのが私には嬉しい」 これまでも数々の名勝負を残してきたキッドとAZM。ビッグマッチのメインイベントで対戦することが、2人の長年の夢だ。実現すれば、今後はそこにユニット同門対決という意味も加わることになる。 「そうなるのは予想してなかった(笑)。でも新しい見方ができるわけだから、お客さんも楽しんでくれると思います」
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