「できてよかった」背中痛が心配された松山英樹は無事にスタート 初日は1アンダーの滑り出し
<全米プロゴルフ選手権 初日◇16日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71> ミケルソンVでギャラリーがなだれ込んだ【写真】 背中痛が心配された松山英樹だったが、無事にスタートを迎えて18ホールを完走。3バーディ・1ダブルボギーの「70」で回り、1アンダーの滑り出しに「スタートできてよかった。いいところもあった」と、まずは一息ついた。 「振ってみないと分からなかった」と探り探りでプレーを開始し、フルスイングする姿も見せた。ドライバーの飛距離もしっかりと出ており、ここまでは問題なし。後半の3番ではティショットをバンカーに入れ、セカンドがアゴに当たるなどダブルボギーを喫したが、一時は3アンダーまで伸ばし上位を伺った。 月曜日はグリーン周りのみチェック。火曜日はバックナインをラウンドした。水曜日はコースに姿を見せず、出場も心配されたが「どういう感じになるか分からなかった。18ホールできるかも分からなかった」というなかでも最低限のプレーを見せるのはさすがの一言だ。 「いいプレーができるよう、ちょっと調整しないといけないので。しっかりといいスコアで回れるよう、あしたはがんばりたいと思う」。ホールアウト後は練習場に向かいショット練習でおさらい。首位とは8打差と開いているが、残り3日間でその差を縮めていく。