一般人も気にする大谷翔平 米国でも吹き荒れる“異様なフィーバー”を伝説ジョンソン氏も激賞「信じられない熱狂が起こる」
日々ありとあらゆる話題を生み出す大谷翔平(ドジャース)の娯楽性は尽きない。「野球の本場」であり、多くのエンターテインメントに溢れるアメリカでも小さくない注目度を誇っている。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン 現在の活躍具合を考えれば、必然の状況ではある。“スター揃いの常勝軍団”であるドジャースに10年7億ドル(約1015億円)の大型契約で移籍して1年目にして、史上初の「シーズン50本塁打・50盗塁」の大台を軽々とクリア。現地時間9月28日の試合終了時点で打率.310、54本塁打、130打点、58盗塁、OPS1.040のハイアベレージを叩き出し、日本人選手初のトリプルスリーも達成した。 お茶の間でも当たり前のように話題となる。それを証明したのが、現地時間9月27日に米人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live!』に、NBAのレジェンドであるマジック・ジョンソン氏が出演した回だ。 ドジャースのオーナーグループの一員であるレジェンドが出演するとあって、番組内でも大谷がトークテーマに。唯一無二の偉才について「私は毎日のようにオオタニは打ったかどうかを見ているよ。彼は凄いよ。それにまだ若いんだ」と語るジョンソン氏に対して、ホストを務めるジミー・キンメル氏は「そんな若い選手に、あなたたちは、たった200万ドル(約2億8700万円)しか払わないようですね。これは“マジック”ですよ(笑)。いったいどういう話し合いで、こうなったんですか」と指摘した。 大谷自らが望んだとされる“異例の後払い”について問われたジョンソン氏は、「まぁ聞いてくれ。彼は本当にドジャースの関係者全員に良くしてくれるんだ」と回答。そして、「知っているかい? 今、ロサンゼルスに来る日本人旅行者の10人中8人はドジャースタジアムに来るみたいなんだ。これは彼が世界中で愛されている証だ」と続けた。 米国内での大谷人気を語るジョンソン氏は、「オオタニは、世界中の人々が見ているからね。アメリカの野球ファンだけじゃない。野球を見たことのない新しいファンすらも呼び込む。こんなことは人生初めて見るよ」と指摘。規格外のスター性を次のようにも表現している。 「もう彼に対する世界的な注目度が違うんだ。唯一並び称すことができるのはマイケル・ジャクソンだね。その一挙手一投足に注目が集まり、行く先々でヒステリックで、信じられないような熱狂が起こる。それなのにショウヘイは本当に謙虚な男でもあるんだ」 アメリカのポピュラーなバラエティ番組でも“ネタ”になる。この事実は大谷を中心に巻き起こるフィーバーを物語る一例と言えよう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]