熊本総合庁舎跡地に国際ブランドホテル誘致検討 熊本土木事務所跡地にはマンション
テレビ熊本
熊本県が、熊本市中央区の熊本総合庁舎跡地に国際ブランドのホテルを含めた複合施設の誘致を検討していることが分かりました。また、東区の熊本土木事務所跡地には、マンションなどの誘致の検討を進めています。 【岡崎 宣彰 記者】 「こちらは熊本中央警察署です。その北側、こちらの県有地に熊本県が国際ブランドホテルの誘致を検討していることが分かりました」 県によりますと、熊本市中央区南千反畑町にある県有地の熊本総合庁舎跡地は敷地面積6456平方メートル。 白川公園や熊本中央警察署の北側にあり、熊本市の中心市街地へも徒歩圏内です。 県はこの跡地の利活用について、国際ブランドのホテルを含めた複合施設の誘致を検討していて、去年11月から12月にかけて、不動産開発会社やホテルの運営会社など18社にヒアリングを行ったということです。 誘致を検討する理由に、熊本市内に世界的に有名なブランドホテルが立地していない点や、熊本空港に国際線の就航が相次いでいるためインバウンドの需要が見込める点を挙げています。 県は来年度に事業者を募集し、公募型プロポーザルで選定する考えで、順調に進めば2030年前後の開業が見込まれます。 【岡崎 宣彰 記者】 「こちらは熊本土木事務所跡地です。こちらではマンションの誘致を検討しているということです」また、県は東区東町にある県有地の熊本土木事務所跡地の利活用も検討。 敷地面積は6536平方メートルで、近くには熊本市民病院や小学校や中学校などがあり、市電の延伸も計画されています。 また、都市計画法で定められる第二種中高層住居専用地域に指定されていることから、県はマンションなどの誘致を検討しているということです。 県は熊本土木事務所跡地についても、不動産開発会社など10社にヒアリングを行っています。
テレビ熊本