イージス護衛艦で20代隊員の死亡事故 食材の運搬エレベーターに頭を挟まれる【長崎県佐世保市】
海上自衛隊佐世保基地を母港とするイージス護衛艦で今月7日、20代の男性隊員が艦内のエレベーターに頭を挟まれた状態で見つかり、2日後の9日、この隊員が死亡したことがわかりました。 死亡したのは護衛艦「あしがら」に所属する20代の3等海曹です。 海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと、3等海曹は今月7日午後5時ごろ、航行中の艦内で食材が入った段ボールなどを 上げ下ろしする「糧食昇降機」と呼ばれる装置に頭を挟まれた状態で発見されました。 最寄りの病院から新潟大学医歯学総合病院に緊急搬送され、手当を受けていましたが、9日午前1時17分に死亡しました。 海上自衛隊は事故調査委員会を設置し事故の原因を調べていて、護衛艦「あしがら」の仲井大介 艦長は「貴重な隊員を失うことになったことを大変遺憾に思う」とコメントしています。
テレビ長崎