加藤浩次「楽な車に乗っている場合じゃない!」 葉山・横須賀エリアのカーマニアとふれあい学ぶ
お笑いコンビ、極楽とんぼ・加藤浩次さん(54)が、車好きなら胸が熱くなる、3つの葉山・横須賀エリアのカーマニアスポットを訪ねました。
■希少なヨーロッパ車が並ぶ ドリームガレージ
最初に加藤さんが訪れたのは、日本を代表する空冷ビートルの専門店『FLAT4』の創業者・小森隆さんのガレージです。 ガレージには、1964年式『ポルシェ 356』をはじめ、『ジャガー XK140』、『トライアンフ TR3A』など、1950年から1970年代に生産された珠玉のヨーロッパ車が6台収蔵。しかも、すべての車は走行可能だといいます。 『ポルシェ 356』を目にした加藤さんは「いいねえ、めちゃくちゃいいじゃない! ボディーのぼってり感がいいよね」と、車のデザインを称賛。さらに、運転席に座ると「これいいよ灰皿、(この頃は)カセットテープだもんね」と、約60年前の車の装備に興奮した様子を見せました。
希少な車を何台も保有する小森さんに、最も思い入れの強い車を聞くと「僕が60年乗っている1959年式『トライアンフ TR3A』かな。免許を取って、最初に乗った車」と明かしました。この車は、1950年代後半~1960年代初めに生産された2シーターロードスターでした。 すると、加藤さんは「なんで免許を取って、最初にコレに乗れるんですか?」と質問。小森さんは、「(若い頃)一生懸命アルバイトして、お金をためて買ったんです。新聞配達、牛乳配達、クッキー製造など、いろいろアルバイトをやっていたんですよ」と、バイトを掛け持ちして働いたといいます。小森さんの努力に、加藤さんは「(ずいぶん)配達しましたね~。当時、高くて手に入れづらい外国車を、今でも持ち続けているのはスゲえ!」と、感銘を受けました。 最後に、小森さんにとってガレージとは? と質問すると「やっぱり玉手箱です」と明かしました。
■カスタムとは、車の性能を上げること
続いて、加藤さんが足を運んだのは、アメリカ車や4WDをメインに1000台以上の車のカスタムを手がけてきたカーショップ・クワドロペットカスタム。