丘みどり、アイドルから演歌歌手へ 紅白初出場で果たせる天国の母との約束
演歌歌手として2005年にデビュー
2005年、「おけさ渡り鳥」でデビュー。地道にキャンペーンをする中、客からも「みどりちゃん、もうちょっとこうやってみたら」、「こういう歌が似合うと思うから歌ってみたら」など、いろいろなアドバイスと応援のパワーをもらった。家族に、そしてファンに、歌手として育ててもらった。
12年が過ぎ、紅白出場が現実のものとなった。丘が一流の歌手になることを夢みていた母親は、デビュー翌年の2006年暮れに47歳という若さで旅立っている。今回の出場歌手会見で、「天国の母との約束がようやく果たせる」と語った丘。 大晦日のステージは、まさしく夢のステージだ。自分を育ててくれた人たち、これまで出逢ったすべての人たちへの感謝をこめて歌う丘みどりの晴れ姿をぜひ見たい。 (文・写真:志和浩司)