大河ドラマ『光る君へ』第47回「哀しくとも」より

　吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』（NHK総合ほか）第47回「哀しくとも」が8日に放送され、まひろ（吉高）が、倫子（黒木華）からの質問に思わず呆然とすると、ネット上には「怖すぎる」「完全にラスボス」などの声が相次いだ。（※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください） 【写真】倫子（黒木華）、貫禄たっぷりの笑顔　『光る君へ』第47回「哀しくとも」場面カット 　周明（松下洸平）に案内されながら港へ向かっていたまひろは、異国の海賊と武者の戦いに巻き込まれてしまう。岩につまずき倒れたまひろを起こそうと、必死に手を伸ばす周明の胸に敵が放った矢が突き刺さる。息も絶えだえに「逃げろ…」と呼びかける周明。まひろは号泣しながら彼にすがるが、従者の乙丸（矢部太郎）によって引き離され、その場を離れることになる。 　一方、朝廷にも攻撃による被害状況が伝わり、動揺が広がる中、摂政・頼通（渡邊圭祐）は対応に動かず、父・道長（柄本佑）への報告も止めてしまう。そんな事態を歯がゆく思う実資（秋山竜次）の元に、海賊との戦いを指揮する隆家（竜星涼）から文が届く。やがて異国の脅威を知った道長は、まひろの安否が気になってしまう。 　隆家や乙丸と共に、太宰府から京に帰ってきたまひろ。長い旅から戻ると早速、彰子（見上愛）と再会を果たす。さらにそこでまひろは、出家した道長とも再会。2人は驚きつつも言葉は交わさず、ただ見つめ合うのだった。 　その後、まひろは旧友にして道長の妻・倫子とも対面。倫子はまひろと出会った頃の思い出を笑顔で振り返りつつ「それで…あなたと殿はいつからなの？」と質問。突然の言葉に思わず絶句するまひろに対して、倫子は笑顔を崩すことなく「私が気付いていないとでも思っていた？」と重ねる…。 　まひろの呆然とした表情が映し出されて第47回が幕を下ろすと、ネット上には「いやーーー！！！倫子さま恐怖！！！」「笑顔が怖すぎる」「思わずひぇー！って声出た」といったコメントが続出。さらに「ラスボスは倫子さまだったの？」「完全にラスボス」「ラスボス感ハンパなかった」などの投稿も集まっていた。