24年版マッチングアプリの勢力図公開! 成功のカギは男性『写真』、女性『自己紹介文』
多くの企業が参入し、入れ替わりが激しいマッチングアプリ業界。利用目的やターゲット層によって細分化されており、どのサービスを利用すればよいか、迷うこともあるだろうか。そこで、マッチングアプリ市場を調査するトゥエンティトゥが公開した『2024年のマッチングアプリのカオスマップ』を確認してみよう。 【画像でわかる】井たくま医者芸人のマッチングアプリで「偽医者」を見分けるポイント
マッチングアプリのカオスマップ、新規参入は多様化したニーズを背景に「特化型」が台頭
トゥエンティトゥは、日本国内にあるマッチングアプリサービス108個を10のカテゴリーに分けたマッチングアプリカオスマップを公開した。2024年、新たにリリースされたアプリは18個。うち6割が特定のニーズや趣味、ライフスタイルに合わせた「特化型」だった。ユーザーのニーズが多様化・細分化していることを背景に、「特化型」は増加傾向にある。 特化型の中でも特に多いのが、飲み友探しのマッチングアプリ。「JOIN US」は、GPS機能により、現在地から20km以内の利用者と自動でマッチング。思い立ったときに気軽に飲み友探しができる。「hanabi」は必要項目に入力するだけで、簡単に飲み会を企画することが可能。イベント企画が面倒な人にとっては、ありがたいサービスだ。 ラウンドを一緒に回るゴルフ相手を見つける際も、マッチングアプリは大活躍。「pato」は女性キャストの多さやラウンドごとに料金設定が可能な点が特徴的。また、本気で上達したい人におすすめなのが「meet Golf」。なんと女子プロと一緒にラウンドし、アドバイスをもらうこともできるというから、驚きだ。 ゴルフ以外のスポーツなら「ENSPORTS」、ペット好きを求めるなら「amor pet」など、各社さまざまなマッチング体験を提案している。
相手選びで最も重視するポイント、男性は「写真」、女性は「自己紹介文」
マッチングアプリ市場の動向を押さえたところで、続いて、マッチングアプリ利用者が相手選びに重視するポイントも確認してみよう。 婚活メディア「LiPro(婚活)」を運営するイードが、マッチングアプリの利用経験がある18歳から50代以上の男女208人に「相手選びで重視するポイント」(複数回答可)を男女別で尋ねたところ、男性は第1位が「写真」(24.3%)、第2位が「趣味・価値観」(20.6%)、第3位が「年齢」(16.5%)という結果に。見た目はもちろん、趣味や価値観が合うかどうかも気にしている人が多い一方、「職業」や「年収」を重視する人は5%未満と、ほとんどいなかった。 女性が重視するポイントは、1位「自己紹介文」(18.7%)、2位「写真」(18%)、3位「趣味・価値観」(15.8%)だった。自己紹介文を最も重要視するのは、相手の人柄や素性を知っておきたい心理があるのかもしれない。 全体として、男女ともに上位5項目は共通しているものの、順位にやや違いがみられた。また、相手の職業や年収を重視する割合は、女性の方が約5%高かったものの、それでも1割未満と少数派だった。共働きが当たり前となった今、相手の職業や収入を重視する人は少ないようだ。 マッチングアプリはパートナー探しに便利なサービスだが、他にも、趣味が合う人や飲み友達を見つけたいなど、多様な目的で利用することができる。登録を検討している人は、安全面に配慮しながら、自身のニーズに合ったアプリを探してみてはどうだろうか。 出典元:【株式会社トゥエンティトゥ】 出典元:【LiPro】 https://www.iid.co.jp/contents-marriage/review/app-osusume/
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