舞台『DREAM BOYS』いよいよ千秋楽! 渡辺翔太さん&森本慎太郎さんの肉体美にドキドキが止まらない♡
2004年の初演以来、大切に演じ継がれてきた『DREAM BOYS』が今年も帝国劇場で上演中。昨年に引き続き、主演を務めるのは渡辺翔太さん、そしてチャンプを演じるのは森本慎太郎さん。10月7日に行われたゲネプロの模様を、二人の活躍やステージの見どころをレポートします! 【写真】舞台『DREAM BOYS』ゲネプロの模様
【まるで本当に空を飛んでいるかのような華麗なフライング】 『DREAM BOYS』で見られるのは、数々の高難度なフライング。オープニングでは森本さんが背中を1箇所だけ固定した状態で1階席の上を舞い、クライマックスでは渡辺さんが自在に空中を飛び回ります。どちらも、その華麗さは「本当に空を飛んでいるのでは?」と目を疑ってしまうほど。 さらに、渡辺さんは物語の中盤でも壁に対して身体を垂直にした状態で駆け回る“ウォールクライング”を披露。ときにはその場で飛び上がったり前後に回転したりと、疾走感のある動きで観客の目を惹きつけます。 アクションシーン以外の演出にも、細部までこだわりが。たとえば、警察や記者に追われて小さな劇場に身を隠したショウタが悪夢を見るシーン。劇場に飾られていたマネキンたちが不気味に踊り出し、ショウタを慕っている仲間たちやシンタロウが現れ、彼を裏切り者だと追い詰めていきます。このパートだけでも、まるでひとつのショーを見たかのような満足感を味わえる場面の連続でした。 【鍛え上げられた肉体美にドキドキが止まらない♡】 劇中にたびたび登場するボクシングシーンは、スピード感あふれるパンチや軽やかなフットワークが見どころで、本物の試合さながらの迫力が伝わってきます。そして何よりも目がいくのは、二人の完璧に鍛え上げられた肉体! ハッキリと筋が浮き出た腹筋に、引き締まった腕と足。渡辺さんの発光しているのではないかと思うほど真っ白な肌と、森本さんの日に焼けた肌のコントラストも、それぞれが演じる対照的なキャラクターと重なり、役により説得力を持たせていました。 【強い絆で結ばれているからこそ生み出せる感動のパフォーマンス】 昨年に続き、今作で2度目のタッグを組んだ渡辺さんと森本さん。歌やボクシングだけでなく、お芝居でも、お互いを大切に思い合っているからこそのすれ違いや葛藤を息ピッタリのやりとりで見せてくれました。なかでも特に印象的だったのは、クライマックスの天国のシーン。ショウタがシンタロウの許しを乞うように彼の手を握る瞬間は、感動すること間違いなし! エンディングでは、キャスト全員が順番に登場し、一礼。最後に大きな拍手に包まれて姿を現した渡辺さんは、森本さんとハイタッチを交わし、思わず満面の笑みがこぼれます。MAQUIA11月号のインタビューで「舞台への出演を決めたのは、お互いが相手だったから」と語っていた二人。その強い絆をしっかりと感じることができたステージでした。 『DREAM BOYS』 日程 2024年10月9日(水)~10月29日(火) 会場 帝国劇場 演出:堂本光一 出演:渡辺翔太(Snow Man)、森本慎太郎(SixTONES) 田村海琉、織山尚大、川﨑皇輝、内村颯太、深田竜生、黒田光輝、檜山光成、久保廉、小田将聖、元木湧、北川拓実、青木滉平、安嶋秀生、ヴァサイェガ渉、鈴木悠仁、瀧陽次朗、川﨑星輝、山井飛翔、長瀬結星、豊田陸人、稲葉通陽(少年忍者) 紫吹淳、鳳蘭 撮影/詫間由佳 取材・文/吉川由希子