B2爆撃機、イランをけん制 米「敵対勢力へのメッセージ」
【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は17日の記者会見で、米軍がB2爆撃機でイエメンの親イラン武装組織フーシ派の地下武器庫を空爆したことについて、地下核施設を持つイランをけん制する意味もあると示唆した。記者の質問に対し「地下に何かを隠し持つフーシ派やその他の敵対勢力へのメッセージだ」と述べた。 B2は地下施設への直接攻撃が可能な特殊貫通弾(バンカーバスター)を搭載できる。ライダー氏は紅海などで商船攻撃を繰り返すフーシ派に対し「民間人や米軍、同盟国を危険にさらす違法で無謀な攻撃には今後も結果が伴う」と警告した。