三が日は日本海側で雪続く 仕事始め6日は太平洋側も広く雨 2週間天気
2025年の年明けが近づいていますが、正月三が日(1月1日~3日)も日本海側では雪が降りやすく、降り方の強まる日もあるでしょう。仕事始めとなる6日(月)頃には太平洋側でも雨の降る所が多くなりそうです。また、8日(水)頃からは西日本を中心に大雪となる可能性があります。
三が日 1日と3日に日本海側で雪強まる 太平洋側も年始らしい寒さ
正月三が日(1日~3日)は日本海側で雪や雨の降る所が多く、1日(元日)と3日(金)は冬型の気圧配置が強まるため、雪の降り方が強まる見込みです。特に東北から新潟の山沿いは降雪量が増える見込みです。車の移動が増える時期ですので、運転には十分ご注意ください。太平洋側は晴れる所が多く、寒気が弱まる2日(木)頃は寒さが緩むでしょう。 4日(土)も日本海側では断続的に雪が降りますが、5日(日)になると次第に降り方が弱まるでしょう。太平洋側は2日間とも晴れますが、年明けらしい寒さが続きそうです。
仕事始め6日(月)~7日(火) 太平洋側も広く雨 関東は久しぶりに空気潤う
仕事始めの方が多い6日(月)~7日(火)頃は、低気圧が本州付近を通過するため、西~東日本を中心に広く雨が降るでしょう。太平洋側では久しぶりのまとまった雨となる所もありそうです。東京都心でもし1ミリ以上の降水があれば、11月27日以来になります。 東北は湿った雪の降る所が多く、仙台など太平洋側ほど降る量が多くなりそうです。平地で積雪になる可能性もあります。
8日(水)~10日(金)頃 西回りで強烈寒気 東海から西は太平洋側にも雪雲
8日(水)~10日(金)頃は、西回りで強烈な寒気が流れ込むでしょう。西日本は日本海側だけではなく、太平洋側にも次々と雪雲や雨雲が流れ込みそうです。東海でも平地で雪の降る所があり、10日(金)は名古屋で雨や雪の予報となっています。普段あまり雪の降らない地域で本格的に雪が降る可能性があります。また、北陸では山沿いを中心に大雪となる所がありそうです。 11日(土)~13日(月)の3連休は寒気が弱まり、北陸では雨の降る時間もあるでしょう。積雪の増えた所では雪崩や落雪などにご注意ください。太平洋側でも厳しい寒さが和らぎ、東京都心の最高気温は13℃くらいと3月上旬並みの日もありそうです。
日本気象協会 本社 木村 雅洋