若手モノづくりの頂点へ 技能五輪 飯田下伊那地区の選手激励会【長野県】
モノづくりの将来を担う若手技能者が日本一を競う「第62回技能五輪全国大会」(22~25日・愛知県国際展示場など)に向け、長野県飯田下伊那地区の出場選手激励会が15日、飯田市役所で開かれた。メカトロニクスと時計修理の2部門に計4人が出場する予定で、選手を代表して2度目の出場となる伊東愛渚さん(21)=同市上郷黒田=が決意表明をした。 伊東さんと鈴木翔太さん(21)=上郷飯沼出身=は時計修理部門に出場し、金子柊さん(23)=新潟県上越市出身=と佐々木愛斗さん(22)=岩手県奥州市出身=はメカトロニクス部門に臨む。 いずれもシチズン時計マニュファクチャリングに所属する。 この日、佐藤健市長は「国内最高峰の舞台で日頃の訓練の成果を存分に発揮してほしい」と激励。後輩の目標となる活躍にも期待した。 前回大会で敢闘賞を受けた伊東さんは金賞を目標に掲げ、自信をのぞかせた。他は初出場で、うち鈴木さんは入賞を目標に据え、佐々木さんは「敢闘賞以上を狙う」と決意。金子さんは「この大会のために3年間訓練を重ねてきた」と語り、上位入賞に意欲を見せた。