ベネズエラと米国が東京でのスーパーラウンド進出 開催国メキシコは敗退
◆ スーパーラウンドは21日に東京ドームで開幕 『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』のグループA(メキシコ開催)は、日本時間15日(現地14日)がオープニングラウンド最終戦。計5試合で4勝1敗としたベネズエラ(世界ランキング6位)と3勝2敗の米国(同3位)が、21日に東京ドームで開幕するスーパーラウンド進出を決めた。 グループ首位でオープニングラウンド最終戦を迎えたベネズエラは、かつてメジャーのジャイアンツやマーリンズでプレーしたエイーレ・アドリアンザが2本塁打含む3安打5打点と大暴れ。オランダに11-0で7回コールド勝ちし首位突破を決めた。 米国はメジャー通算90勝を誇る44歳の先発リッチ・ヒルが奮投。初回に自らの失策で先制点を失ったものの、4回途中1安打1失点(自責点0)、6奪三振無四球の好投を披露した。打線は2回、7番のテルマー・ジョンソンが豪快な逆転2ランを右翼席へ運ぶと、3回は9番のジャスティン・クロフォードがソロ本塁打を左翼席へ。パイレーツとフィリーズの有望株コンビが身体能力の高さを見せつけた。 5回はこちらもカブス有望株の2番マット・ショウが、走者一掃の適時三塁打を左中間へ運び11-1。終わって見れば12-2の7回コールドでメキシコに大勝した。 米国は最終的にパナマと3勝2敗で並んだが、パナマとの直接対決で勝利しているためグループ2位でのスーパーラウンド進出が決定。一方、世界ランキング2位の開催国・メキシコは米国に大敗。2勝3敗でオープニングラウンド敗退となった。
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