バイトリーダーが瞬く間に日本代表に! 坪井慶介が“黄金世代”にすぐ馴染めた小野伸二の配慮に感謝「助かりましたよ」
「伸二が『ツボ、来いよ』って言って、入れてくれて」
元日本代表DFの坪井慶介氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。プロ入り後の大ブレイクを語った。 【動画】坪井慶介が小野伸二に助けられた初の日本代表選出を振り返る 1979年生まれの坪井氏は、福岡大時代にユニバーシアード日本代表に選ばれたことはあったが、それまで世代別代表には縁がなかった。プロ入りできる確信もなく、サッカーに打ち込みながらも深夜のコンビニでバイトリーダーを務めていたと明かす。 それでも、大学卒業後の2002年に浦和に加入し、プロキャリアをスタート。ルーキーイヤーからポジションを確保し、全30試合にフル出場を果たす。新人王、フェアプレー個人賞、Jリーグカップのニューヒーロー賞に輝き、11月には日本代表にも初選出された。 当時の日本代表には、“黄金世代”と称される同い年のスター選手である小野伸二、稲本潤一、高原直泰、中田浩二、遠藤保仁らが名を連ねていた。あまり親交がなかった選手たちと、どのように交流していったのか。「異物が急に」と笑いながら振り返る坪井氏は、小野氏が一役買ってくれたと回想する。 「僕が(小野氏も在籍していた)レッズということもあって、レッズ繋がりで、ちょっと知ってもいたので。伸二がすぐに『ツボ、来いよ』って言って、入れてくれて。何となく向こうも名前くらいは知っているけど、どんな奴かは知らないけど、『伸二と仲が良いんだ』ってなれば、もうすぐですよ」 小野氏の計らいに、坪井氏は「あれは、助かりましたよ」と感謝した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部