ヘッドバット、パンチ、キック、エルボーなどを駆使して作品に想いや魂を込める「アドレナリンアート」

　子ども向けの「ADRENALIN ART（アドレナリンアート）体験会」が10月26日、宇治川公園（神戸市中央区中山手通7）で開催される。（神戸経済新聞） 【写真】オーダーメードで制作した「アドレナリンアート」（左＝東樹生さん） 　体に絵具を塗布しキャンバスに表現する「アドレナリンアート」を制作する神戸出身の東樹生（あずまじゅせい）さんが主催する。「アドレナリンアート」は、ヘッドバット、パンチ、キックを駆使して作品に想いを込めて制作する。今回のイベントでは、戦車をモチーフにしたキャンバスを張り付けた車に、安全面を考慮し、ボクシングローブを着けて行う。 　東さんは、神戸芸術工科大学卒業後にアーティスト活動を開始。企業経営者からのオーダーメード作品や、スポーツ選手の勝利祈願を込めた作品などの創作活動を行う。「子どもたちにアートの楽しさを伝え、可能性を広げ、彼らの未来を豊かにする手助けをしたい」という思いから、子ども向けのイベントを開いている。 　東さんは「世界各地で戦争が続き、多くの子どもたちが犠牲になっている。戦車を倒してアートで平和を作りたい。次の世代の子どもたちにアートを体験してもらいたい」と話す。 　開催時間は14時～16時。参加無料。