チェリスト新倉瞳とアコーディオニ スト佐藤芳明のデュオ・アルバム『魂柱と鞴と変奏曲』がリリース
チェリストの新倉瞳とアコーディオン奏者の佐藤芳明の出会いから生まれた2019年のデュオ・アルバム『魂柱と鞴』を“変奏曲”として昇華した『魂柱と鞴と変奏曲』が、11月20日(水)にリリースされます。 新倉瞳は、桐朋学園大学音楽学部を首席卒業し、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、トーマス・デメンガに師事し、在学中にEMI MusicJapanより「鳥の歌」をリリースしデビューした後、数々の受賞歴を誇る才媛。現在カメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点にソリスト、室内楽奏者として幅広く活動しています。 一方、佐藤芳明は国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始め、卒業後渡仏。C.I.M.Ecole de Jazzにてアコーディオニストのダニエル・ミルに師事し、既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドで、ライヴ、レコーディング、アーティストサポート、舞台音楽など、さまざまな現場で、国内外/ジャンルを問わず幅広く活動。“ガレージシャンソンショー”など個性的なユニットに参加するほか、スタジオミュージシャンとして椎名林檎、米津玄師、三宅純、久石譲など数多のアーティストのレコーディングに参加しています。 異なるフィールドを歩む2人が2019年にデュオ・アルバム『魂柱と鞴』を生み出し、5年の月日で歩み続け、深まった道筋が本作『魂柱と鞴と変奏曲』。佐藤がこのデュオのために書き上げ、歌うこと(ニグン)を通して場所や時間が離れていても繋がる心を表した「ニグンの主題による7つの変奏曲」、「時間と距離」をテーマに佐藤が長年温めていた曲を、チェロとアコーディオンの親和性を深める新たなテーマを付加し完成させた「魂柱と鞴と時間と距離」に、それぞれの楽器の特性を活かしたヘンデルの主題による変奏曲「パッサカリア」を加えて、このデュオならではの一つの完成形となっています。 なお、アルバム『魂柱と鞴と変奏曲』発売記念として、10月25日(金)に東京・めぐろパーシモンホール 小ホールにて〈新倉瞳&佐藤芳明 Duo リサイタル〉が開催。詳細はめぐろパーシモンホールのホームページをご確認ください。