錦織が2022年全仏ジュニア優勝者ドブールに対する準々決勝を棄権 [コモ・チャレンジャー/テニス]
錦織が2022年全仏ジュニア優勝者ドブールに対する準々決勝を棄権 [コモ・チャレンジャー/テニス]
ATPツアー下部大会「コモ・チャレンジャー」(チャレンジャー75/イタリア・ロンバルディア州コモ/8月26日~9月1日/賞金総額7万4825ユーロ/クレーコート)の男子シングルスで準々決勝に進出していた元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)が棄権したため、不戦勝によりガブリエル・ドブール(フランス)のベスト4進出が決まった。 ~コモ・チャレンジャーで8強入りを決めた元世界4位の錦織選手~ 3週間前のモントリオール(ATP1000/ハードコート)で8強入りして世界ランクを200位台前半まで上げてきた34歳の錦織は、今季初のチャレンジャー大会参戦。2024年シーズンの錦織はパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)を含む5大会で合計9試合(シングルス)を戦い、4勝5敗の戦績で今大会を迎えていた。 今大会での錦織は1回戦でサミュエル・ビンセント ルジェリ(イタリア)を6-2 6-1で退け、前日に行われた2回戦では予選勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)が1-6 1-3とリードされた時点で棄権したため8強入りを決めていた。 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。 2022年全仏ジュニア優勝者で18歳のドブールは準決勝で、ステファノ・トラバグリア(イタリア)とジェナロ アルベルト・オリビエリ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
テニスマガジン編集部