「一番はつながりを増やすこと」駄菓子屋で引きこもり・不登校の“社会復帰”を支援!“架け橋”になるために奮闘【アスヨク!】
昔懐かしい「駄菓子屋」なのですが、実はここ“ただの駄菓子屋”ではありません。 駄菓子屋居場所 よりみち屋 小野寺 慧さん: 引きこもり状態にある方、社会人の方だと会社で嫌なことがあって休職されたりとか、そういった方が来ている。 駄菓子屋の奥で行われていたのは、不登校や引きこもり状態にある人たちが社会復帰するためのサポート。 そこで支援スタッフをしているのが、小野寺 慧(おのでら・けい)さん、21歳です。 駄菓子屋居場所 よりみち屋 小野寺 慧さん: 一番はつながりを増やすこと、人と繋がることの楽しさとかおもしろさ、そういうものを伝えられたら、外に出られる理由のひとつになりますし。 交流スペースで何気ない会話やゲームをしたり、駄菓子屋での就労体験で、人との繋がりづくりを行っています。 この日、施設に来ていたのは、2年前、会社でのトラブルでうつ病になってしまったという男性です。 利用者: (当時は)いろいろとつらい部分もあったんですけど、ここに通うようになってからはだいぶ・・・。昨日とかも楽しかったので。 こうしたサポートを続ける小野寺さんですが…。実は学生時代、不登校だった過去が。 駄菓子屋居場所 よりみち屋 小野寺 慧さん: 僕も以前は死んだような顔して、ゾンビみたいに生きていたので、同じような引きこもり状態の方、不登校の方のお手伝いと言いますか、何か支えになれたらなと。 小野寺さんは、この施設をどんな場所にしていきたいのか…。 駄菓子屋居場所 よりみち屋 小野寺 慧さん: ぽいって(社会に)押し出せるような、ちょっと落ち込んだ時の“クッション材”のようなものに、ここがなれれば、それでいいんじゃないかなと僕は思います。 昔懐かしい“駄菓子屋”で、社会復帰への第一歩を支援する小野寺さんの活動は、あすも続きます。 (「イット!」10月24日放送より)
イット!