アートディレクター秋山具義が感動体験! 夜景も楽しめる屋形船の寿司
〈2023 食通が惚れた店〉
コロナ禍の制限もなくなり、みんなが日常を取り戻しつつ生活してきた2023年。イベントも復活し、飲食業界も賑わいを取り戻しています。 そんな2023年に、グルメ情報を熟知した有識者が惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店」「2,000円以下のお手軽グルメ」「おすすめのお取り寄せ」をうかがいました。 今回は、食べロググルメ著名人でアートディレクターの秋山具義さんにお答えいただきます。
教えてくれる人|秋山具義
1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。広告代理店I&S(現 I&S BBDO)を経て、1999年デイリーフレッシュ設立。広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットデザインなど。著書に「世界はデザインでできている」がある。2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活動。J-WAVE「ALL GOOD FRIDAY」にランチのスペシャリストとして出演している。
2023年のベストレストラン
Q. 2023年、最も印象に残った飲食店と料理を教えてください A. 「鮨 尚充」(屋形船)の「鮨のコース」です
中目黒の雲丹が充実している“ウニバーサルスタジオ”こと「鮨 尚充」にはかなり前から通っていて、安田尚充大将が握る寿司やつまみが大好きなのですが、そのおいしい寿司を、屋形船で夜景を楽しみながら食べるという体験が素晴らしかったです。
鮨 尚充
住所 : 東京都中央区晴海3-1 晴海乗船場
アンダー2,000円のお手軽グルメ
Q. 2023年に食べた〈2,000円以内の感動の味〉を教えてください A. 「有昌 Astage」の「しいたけソバ」(1,100円)です
伝説の渋谷の並木橋の町中華の名店「有昌」が10年ぶりに代官山に復活オープンして、かつての人気メニュー「しいたけソバ」も復活。その淡麗なスープと細い麺に、具材は椎茸と青菜と白髪ネギというシンプルさで、濃い味の甘く煮た椎茸の醤油味が少しずつスープに溶け込んでいっておいしいんです。