サントリーが万博限定で「新ビール」を発売へ、現地で新商品に向けたアンケートも実施
飲料メーカー「サントリー」(本社:大阪市北区)が4カ月後に開催が迫る『大阪・関西万博』に向けた新ビールを開発。会場限定で「水空(すいくう)エール」を提供することを発表した。 【写真】ミャクミャクが描かれた新作ワイン ■ 「関西万博限定」の新ビールって? 1970年に開催された日本万国博覧会では「生命(いのち)の水」をテーマにパビリオンを出展し、アラスカから取り寄せた氷河の氷を使ったウイスキーなどのドリンクを提供した同社。あれから55年、今回の万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」に共感し、環境負荷の少ない商品を開発した。 そのひとつが、再生農業により生産された大麦とホップを使用した、爽やかな香りとすっきりとした味わいが特徴のビール「水空エール」。万博会場内のレストラン「水空SUIKUU」では同商品の樽生ビールを、大気中のCO2を回収し、ガラス原料の一部に使用した特別なグラスで提供するという。 ■ 万博でアンケート実施→商品化へ? そのほか、新たなビールの開発も。2025年4月31日から1カ月間、万博会場にてベースとなるビールを販売し、来場者にアンケートを実施。その結果を元に商品開発をおこない、同年9月には「ワールドKANPAIビール」という名称で、数量限定発売する予定だという。 ほかにも、『大阪・関西万博』のロゴマークと公式キャラクター「ミャクミャク」のイラストがデザインされた「赤玉スイートワイン」を近畿エリアで順次数量限定発売するなど(万博会場での販売予定はなし)、新たな商品が目白押しとなっている。