【日本S】ソフトバンク王会長「DeNAの執念が強かった」来季は若手育成への注力に期待
ソフトバンクはDeNAとの日本シリーズ第6戦(3日、横浜)に2―11で大敗し、対戦成績は2勝4敗で4年ぶりの日本一とはならなかった。 王貞治球団会長(84)は下克上を許したDeNAについて「1試合ごとに強かったですよ。投手も良かったですし、打線も粘り強かった。やはり、こういう結果になったのは、内容を見ても横浜のほうが勝負に対する執念、執着心が強かった」と称賛した。 一方で、監督1年目を終えた小久保監督には「よく1年目からチームをまとめて91勝というね、チームの長所をうまく引き出してくれた」と手腕を評価した。 その目はすでに前を見据えている。「来季に向けて、戦力アップというか、若手育成に力を入れて頑張ってほしいですね。若い選手は出てきたけど、結果的には悔しい思いをした人もたくさんいるだろうから。もっとレベルアップしなきゃいけないんだと考えて、そのためにはどうしたらいいか、このオフにしっかり考えて、来年につなげてほしいよね」と若手の押し上げに期待をかけた。
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