扶養を外れて働いているのですが、天引き額が多い気がします。やっぱり扶養内におさえておくべきなのでしょうか?
収入を扶養内におさえるメリット・デメリット
収入を扶養内におさえておくべきかどうかは、家庭によって異なります。収入を扶養内におさえるメリット・デメリットを理解して、自分の家庭ではどちらが合っているかを配偶者と話し合いましょう。 収入を扶養内におさえる主なメリットは、次の2点です。 ●社会保険料の負担がない ●配偶者が扶養控除や扶養手当を受けられる 一方で、次のようなデメリットもあります。 ●傷病手当などの保障がない ●将来の年金が少なくなる 社会保険料の負担をムダだと感じる場合は扶養内におさえる選択肢もありますが、社会保障の側面を考えると、扶養を外れて働くメリットは少なくありません。扶養を外れることで増える社会保険料の負担を軽減する「社会保険適用促進手当」などの政策によって、扶養を外れることのデメリットの一部は緩和傾向にあります。
メリット・デメリットを比べて扶養を外れて働くかどうか検討しよう
扶養を外れて働くと、天引き額は増えます。また、天引き以外の理由で、思うように家計に余裕ができないケースもあることに注意しましょう。 収入を扶養内におさえて働くべきかどうかは、家庭ごとの考え方によります。扶養内で働くメリット、扶養を外れるメリットそれぞれあるため、自分にとってどちらのメリットが大きいかをよく検討しましょう。 出典 国税庁 No.2260 所得税の税率 全国健康保険協会 令和5年度保険料額表(令和5年3月分から) 東京都主税局 個人住民税 国税庁 No.1199 基礎控除 国税庁 No.1410 給与所得控除 国税庁 No.1191 配偶者控除 厚生労働省 雇用保険料率について 株式会社BizHits 扶養内パートにおすすめの仕事ランキング 厚生労働省 年収の壁・支援強化パッケージ 厚生労働省 パート・アルバイトのみなさま | 社会保険適用拡大 特設サイト 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部