脇元華が「63」のロケットスタート 古江彩佳3位、渋野日向子56位
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 初日(31日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇晴れ(観衆2759人) 【画像】渋野日向子の貴重なスーツ姿。前夜祭に参加しました 日米共催の「TOTOジャパンクラシック」が開幕した。初出場で日米ツアー未勝利の脇元華が後続に2打差の「63」をマークした。出だし10番からバーディ発進させ、バーディ9つを奪ってのボギーフリー。大会コースレコードタイのロケットスタートを決めた。 「ここ最近ショットの調子が良くて自信を持てて打てている。ピンに飛んで行ってくれてパターも入って今日のスコアに繋がった。火曜日の練習ラウンドをちゃんとやって、マネジメントを頭にインプットできていた。コースはそこまで狭くなくて、ところどころトリッキーだが、ティショットは打ちやすい。ピンをデッドに狙うショットができたと思います」と振り返った。 7アンダー2位はコ・ジンヨン(韓国)。7月メジャー「エビアン選手権」を制した古江彩佳は7バーディ、1ボギーの「66」でプレーした。リン・グラント(スウェーデン)、キム・ヒョージュ、ジェニー・シン、(ともに韓国)と並ぶ6アンダー3位につけた。 古江は日本ツアーの単独開催となった2021年に同じ瀬田GCで優勝。相性も良いコースで今季米ツアー2勝目を狙う。 5アンダー7位にアリヤ・ジュタヌガン(タイ)、ミンジー・リー、ユ・ヘラン(韓国)。 4アンダー10位に前週国内ツアーで今季3勝目を挙げて2週連続Vがかかる岩井千怜、原英莉花、木村彩子ら5人が続いた。 6月メジャー「全米女子オープン」で大会2勝目を飾った笹生優花は3バーディ、ボギーなしの「69」で国内ツアーで年間レース1位の竹田麗央らとともに3アンダー15位。 今季米ツアーでルーキー・オブ・ザ・イヤー争いをしている西郷真央、山下美夢有らが2アンダー34位。 3週ぶりの実戦に臨んだ渋野日向子は4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、岩井明愛らと並ぶイーブンパーの56位で初日を終えた。 フィールドが78人に限られた今大会は、予選カットなしで4日間72ホールのストロークプレーで行われる。 <上位成績> 1/-9/脇元華 2/-7/コ・ジンヨン 3T/-6/古江彩佳、リン・グラント、キム・ヒョージュ、ジェニー・シン 7T/-5/アリヤ・ジュタヌガン、ミンジー・リー、ユ・ヘラン 10T/-4/原英莉花、木村彩子、岩井千怜、マリナ・アレックス、イエリミ・ノ 15T/-3/笹生優花、竹田麗央、小祝さくら ほか 34T/-2/山下美夢有、勝みなみ、西郷真央 ほか 47T/-1/西村優菜 ほか 56T/0/渋野日向子、岩井明愛 ほか