（写真：群馬テレビ）

沼田市利根町で建設が進められていた小水力発電所が完成し、竣工式が開かれました。完成したのは沼田市が２０２０年度から設計・建設を実施をすすめてきた平川小水力発電所です。沼田市によりますと、この発電所は、片品川支流の泙川から取水し５４メートルの落差を利用して発電を行う水路式で、最大発電電力は５３７キロワットと県内の市町村が設置する水力発電所では最大だということです。年間の発電量は一般家庭およそ５３０世帯分に相当し、年間およそ１１００トンの二酸化炭素の削減などが期待できるということです。竣工式には、市の関係者らが出席しテープカットで小水力発電所の完成を祝いました。